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学術的なあれこれ。勉強したいが怠惰な人たちの味方!

【高校入試】英語嫌いの僕が英語を得意にするまで

こんにちは、暇人大学生です。
今回は英語嫌いだった僕が英語を好きにした、
もっと言うと得意にした方法を発信します。

 

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

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中学2年生のとき、英語の先生が変わりました。

これまでの先生は単語は暗記、文法は教科書通りに教えてくれる、良くも悪くも普通な先生で、私は要領が良くないので全然英語が分かりませんでした。

 

中2の先生は、教科書の英文全てに品詞を割り振って説明していました。


品詞を決定する方法なども教えてくれたので生徒も実践できるようになっていました。

 

それまでは、英語は暗記するものだと思っていたので、英語を品詞ごとに分解する作業は私にとって新しいものでした。

 

この方法が私の6年間の英語勉強に大きく影響しました。


この先生から学んだ事は、英語は暗記ではないということです。


「英語は型に依存する言語なのだと。
要は規則だけ覚えて、後は応用するだけのパズルゲームのようだと思わせてくれる。」
こう思えるようになりました。

 

英語の見方が変わったので、他にも知らないことがあるのでは?と知的好奇心が止まりませんでした。

 

初めはインターネットでさくっと調べただけでしたが、次第に本を買って熟読するようになっていきました。

 



まずは、文型から。
「なるほど、英語は必ず形が決まっていて、それは主に5つの型があるのか...」

 

次に、名詞の種類や形容詞、関係代名詞、冠詞
「なるほど、そもそも言語は伝えたいものは名詞?からなる傾向が強いのか...」


「名詞は不可算名詞と可算名詞があって...。
他にも集合名詞や抽象名詞...?ちょっと難しいけど他のも調べてみよう...」


「名詞をより詳しく説明するのもが形容詞...?あと関係代名詞...?ってゆーのの2つなのか...」

 

さらに、前置詞と接続詞、副詞の考え方

「名詞をくっつけるのに前置詞を使うことが多いのか、どうやら前置詞はイメージを理解するだけで色々応用できるのか...面白い!」

「まず、文のまとまりを節っていうのか、そして節同士をつっつけるのが接続詞なのか」

「副詞はいろいろ使い方があって難しい!まあ授業に出てくるたびに質問して少しずつ理解してげばいいかな?」

 

こういった流れで勉強していきました。
やればやるほど知らないことが出てくるし、しかも中学生では教わらない、英語の法則や規則がたくさんあるのだと私はとても感動しました。

初めはインターネットで気の向くままにやっていましたが、次第に知識欲は増し、ブックオフで500円くらいの本を買いました。

 

この本は中学から高校までの英文法の知識を簡潔にまとめてくれている本で、書学者にも分かりやすく書いてあり、大学受験でも高校受験でも使える優れものだと思います。

 

この本がまた良くて、1ヶ月ほどで2回くらい読みました。

 

【カラー改訂版 中学・高校6年間の英語をこの1冊でざっと復習する 】

(この頃には授業も暇になるくらい努力したので、授業中に参考書を読み進めてました。先生にも了解を得てもらっていて、授業後に踏み込んだ質問をするのが私の日課でした笑)


おかげで、先生にとっては面倒くさい生徒筆頭だったと今になったら思います。


でも当時は英語に夢中で、そんなことすら気づきもしなかったです。

この時から英語は、理屈を理解するまで考えることを止めないことが大切だ、と思うようになり、この考えは今でも私のスローガンのようなものです。

 

英語の例外すらも理屈で理解したかったので、
高校では言語学の統語論にも少し手を出しましたが、研究学習でテーマにした時に難しすぎて挫折しました。


ただ、それくらい英語を好きにさせてくれたのは、間違いなく、中2の先生が品詞を意識させてくれたおかげだと思います。


また、今回紹介した本で学んだことも、今でも活用されていて、私の高校3年間の英語の成績は、この中学2年から中学3年の時の英語学習(ほとんど文法ですが)から来ているといってと過言ではありません。

 

これはちょっとした自慢ですが、中3の夏に高3までの文法事項が終了し、そのあとは本に載ってた構文をずっと覚えようと勉強してました。
そのおかげで高校3年間ほぼ文法の勉強はしていませんし、
終いには、どの大学の文法問題も難なくこなせる(早慶の上位学部はキツかったですが)レベルまで仕上がりました。


結局勉強は知的好奇心が湧くか湧かないかで決まるのかな〜、と実感しました。

 

勉強を進めていくと、自然と予習をしていくことになりますから、モチベーションがますますアップして、言うなれば正のスパイラルが生まれちゃう訳です。
そうなれば、英語の成績も勝手に伸びていきます。

 

 

 

では、今回の私のような興味はどうやったら湧くのでしょう?

 

私も明確に答えは出せていませんが
持論を述べたいと思います。


それはやはり、色んな考え方に触れることだと思います。

今回の例で言うと
これまでの私は英語は暗記という固定観念に縛られていた訳で、
中2の先生の英語は品詞で捉えるべきという考えを知った途端、私のやる気スイッチ入った訳です。


つまり、新たな考え方を取り入れ自分のものにした訳です。


これは他の教科にも言えることではないでしょうか?

 


例えば、理科。


中学校の理科は1教科です。

しかし、これは高校で4教科に分けて習うことを凝縮して、無理やり1教科にしたもので、教科書に載っていないところに、背景知識が果てしなく広がっています。


ならば、中学生のうちに原子の構造を、中学生のうちに運動方程式を、興味の赴くままに先取りしていったらどうでしょう?


加速度的に成績は伸びていくことでしょう。

 

(ただ成長速度は人それぞれなので、結果が大学院で生かされ始める人だっているかもしれません。)

 

そうした可能性の卵である中学生に、成長の種を蒔いてあげること、または成長の種を自分に蒔いてあげることが大切だと思います!

 

 

記事は以上になります。

 

これを読んでいる中学生やその周りの人たちの、勉強の支えになれば幸いです!!

 

拙い文章ではありますが、ここまで読んでいただきありがとうございます!!

私の他のブログもチェックしていただけると嬉しいです!

 

 

今回紹介した本

カラー改訂版 中学・高校6年間の英語をこの1冊でざっと復習する 単行本 – 2019/12/21
稲田 一 (著)

 


皆さんの受験生活が素敵なものになるように、
皆さんの受験生活が身を結ぶように心から願っています!
一緒に頑張りましょう!!

それではまたどこかで会いましょう。